対象者
中級 / 開発者、ディレクター、デザイナー、Web 担当者
セッション内容
2016年の障害者差別解消法で、公的機関は義務、民間事業者は努力義務として、障害を理由とした差別をなくしてゆくことが法整備されました。ウェブサイトの世界では、ウェブアクセシビリティの規格、JIS X 8341-3:2016 で求められている達成基準に沿うことで、差別解消の取り組みとなります。
というわけで、クライアントに「アクセシビリティ対応してよ」と言われ、制作会社なりに JIS の勉強をして、アクセシブルなサイトを構築するわけです。しかし、WordPress のような CMS の場合、公開後の更新をクライアントに委ねてしまうと目を覆いたくなる「バリアフル」なサイトになってしまうのはよくある話です。
今回のセッションでは、こういった悲劇をできるだけ回避するために、ウェブアクセシビリティの入門的概観を少しお話して、アクセシビリティ維持のためのプラグイン「jwp-a11y」の使い方を紹介します。
加えて、「 WordPress とアクセシビリティ」関連の実際の運用例として、全盲の視覚障害者がスクリーンリーダを使って WordPress を操作し、ウェブサイトを更新している事例を紹介します。
- 場所
- ルーム G+H
- 時間
- 15:00〜15:40