スピーカーになりたいと思ってない人が一歩を踏み出す2つの秘訣

こんにちは。副実行委員長の高橋文樹です。WordCamp Tokyo 2016では4月末からスピーカー募集をしており、おかげさまで沢山の方からご応募を頂いております。ありがとうございます。

応募者の方々は国籍や職業など様々なバックグラウンドをお持ちで、なにやら面白いセッションになりそうだなと期待しているのですが……実行委員の僕としては、もう少し欲張ってスピーカーになりたいと思っていない人にもセッションをしてもらいたいと考えています。

スピーカーになりたいと思わない人とは?

WordPressを利用していて、「この人が話したら面白いだろうな」という人は沢山います。しかし、自信満々に「俺の話を聞け〜」というタイプの人は少数派。普通は「自分の話なんか面白がってくれるだろうか?」と尻込みしてしまうでしょう。また、専門知識や社会的知名度の不足を理由に「自分には価値がない」と思ってしまうこともしばしば。

しかし、価値があるのは知識や能力、知名度だけではありません。あなたの体験があなたにとって特別だったならば価値があると思う人はたくさんいるはずです。WordPressで人生が変わった人の話って面白そうじゃないですか?

スピーカーになるための秘訣

それでは、現時点でスピーカーに応募していない人がスピーカーとして一歩を踏み出すための秘訣を2つ紹介します。

1. 勇気を出す

「恥ずかしい」「自信がない」「怖い」などなど、スピーカーにならない理由は沢山ありますが、ちょっとした勇気で乗り越えることができます。

一つ思い出話をしましょう。

僕は以前、某DTP系のイベントに行った時のこと。Adobe Illustratorのテクニック紹介みたいなセッションで、スピーカーの方が30分中5分ぐらい固まって無言になってしまったんですね。有名なクリエイターだったのですが、人前で話すことに慣れていなかったんでしょう。「頭が真っ白になってしまいました」と汗をかいてしました。

その後、別のイベントでその方のセッションをまた拝見したのですが、前回の放送事故ぎみのセッションとは打って変わって、自信ありげにセッションを行っていました。一回目のセッションをやったことで、自分の中で何かを乗り越えたのでしょう。

そんなわけで、ちょっとした勇気を出せば、あなたも立派なスピーカーです。自信がない方はLTから始めるといいかも。

2. 運命を受け入れる

自分で能動的に動き出す勇気が出なくても、運命を受け入れる覚悟ができていれば大丈夫。「スピーカーになってみませんか?」と言われたら、それはあなたに語るべき何かがあるということです。愛情の反対は無関心。

誘われた場合、明確な理由があるのでなければ、ぜひその誘いに乗ってみてください。人間が自分で自分を変えるというのは難しいもの。他人が差し伸べた手をとることで変わってくるものもありますよ。

以上、抽象的ではありますが、「現時点でスピーカーになりたいと思っていない人」向けのメッセージでした。

スピーカー応募フォーム

補足:他薦も受け付けています

WordPressに限らず、OSSコミュニティは基本的に自由意志による参加が認められていますし、それが良しとされています。しかし、世の中には色んな人がいるもので、己の心の中に高い城を築き上げる寡黙な人もいれば、自ら声を上げずに顧みられるのを待っている謙虚な人もいます。

今回のWordCamp Tokyoではそうした人たちも巻き込んでいきたいと考えています。「あの人の話が聞きたい!」という心当たりがある方はアンケートにご協力ください。

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