こんにちは。WordCamp Tokyo 2019 スタッフの齋木です。
『WordCamp Tokyo 2019 のアクセシビリティ対応・会場設備について』というページが公開されましたので、ご来場前に(もちろんご参加の途中でも)是非ご覧くださいませ。
情報支援
今回 WordCamp Tokyo 初めての試みとして、UDトークによる音声認識と自動翻訳でリアルタイム字幕をご提供いたします。
UDトークは、音声認識技術を使うことでリアルタイムに字幕を作成することができるアプリケーションです。最近ではカンファレンスや公的機関で利用されることも多くなってきました。
今回、In-Kind スポンサーとしてご協力いただいて導入できることとなりました。
セッションデイ当日(11/2・2日目)は「Diamond」「Clover」「Heart」「Spade」の各セッションルームで行われるセッションにてキャプションをご用意いたしております。
ご自分のスマホやPCにアプリケーションをダウンロードすれば、お手元でキャプションをご覧いただくことも可能です。
アプリケーションの使い方については、WordCamp Tokyo 2019リアルタイム字幕のご案内をご覧ください。
託児施設
また、セッションデイ(11/2・2日目)は託児施設をご用意して、小さなお子様連れの来場者の方にも安心してご参加いただけるように対応いたします。
10/19までご予約を受け付けておりますので、セッションデイ託児申し込みフォームよりお申し込みください。
会場設備
会場入り口から会場内まで、すべての場所が車椅子での通行が可能になっていますが、会場フロア内にはユニバーサルトイレがございません。
ご利用いただけるユニバーサルトイレは、いったん会場を出てエレベーターで1階エレベーターホールまで降りていただき、更にエレベーターで1フロア降りた場所にございます。
ご不明な点や補助が必要な場合はスタッフがお手伝いいたしますので、お気軽にお近くのスタッフまでお声がけください。
さいごに
ここ数年、WordCamp Tokyo ではアクセシビリティに関するセッションを必ずご用意してきました。もちろん、今年もご用意しています。
当初は「サイトへの対応はまだまだこれから…」という印象も強かったのですが、年を経るにつれて「当たり前のこと」になりつつあると感じています。
これまでの WordCamp Tokyo でのアクセシビリティのセッションスライド
- WordPressでも意識したいアクセシビリティ 〜「優しいウェブサイト」作りをはじめよう〜 – 横田 東母子、森田 壮
- これだけは知っておきたい「Webアクセシビリティ」のこと – 植木 真
- 事例から見る、アクセシブルな WordPress サイトの運用現場の実際 – 柴田 宣史
WordCamp のアクセシビリティ
WordPress によるウェブサイトでのアクセシビリティの認知が進んでいる状況で、イベントとしての WordCamp のアクセシビリティ対応も次の一歩を踏み出すときだ、と感じていました。
まだまだ足りないところは多くあると思いますが、参加してくださる皆さまとともに WordCamp をよりアクセシブルにしていきたいと考えています。
ご要望やお問い合わせなどがございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。