みなさん、こんにちは!
コントリビューターデイ班の今井(Mignon Style)です。
WordCamp Tokyo 2016 までいよいよあと1ヶ月!みなさん、チケットのお申し込みはもうお済みでしょうか?
みなさんは、「コントリビューターデイ」という言葉を聞いたことがありますか?
WordCamp Tokyo 2016では、初開催だった昨年に引き続き、今年も WordCamp Tokyo の2日目、9月18日(日) に「コントリビューターデイ」を開催します!
日本ではまだまだ数回しか開催されていない「コントリビューターデイ」。
「コントリビューターデイ」って何でしょう?
コントリビューターデイとは
WordPress は、ソースコードを広く一般に公開して、誰でも参加できる、オープンソースのプロジェクトです。WordPress の本体も、テーマも、プラグインも、WordPress Codex のサイトや翻訳も、WordPress 公式フォーラムも、大勢の人の協力によって成り立っています。
そして、WordPress のプロジェクトに協力してくれた人の事を「コントリビューター(貢献者)」と呼んでいます。
もしかしたら、WordPress をバリバリやってるエンジニアさんやプログラマーさんじゃないと協力出来ない、そんなふうに思われるかもしれません。でも、そんなこと全然ありません!
あなたが出来ることを、ほんのちょっぴり、お手伝いして頂くだけでいいんです。
そして、「コントリビューターデイ」とは、そんなお手伝いをみんなで集まってワイワイやっちゃおう!そんな日です。
何をやるの?
WordCamp Tokyo 2016 のコントリビューターデイでは、やりたいことによってそれぞれグループに分かれて作業します。
何かわからないことがあっても、各グループにはメンターさんがいるので大丈夫!メンターさんがきっと優しく教えてくれます。
では、どんなグループがあるかご紹介しますね!
Codex 翻訳
WordPress Codex は、WordPress の関数やフックのリファレンスや、使い方など様々な情報が掲載されている百科事典的な Web サイトです。
もともとは英語で提供されている Codex の情報を日本語に翻訳します。
調べ物をするときによく見るページなど、できる範囲で構わないので翻訳してみましょう。
テーマ・プラグイン翻訳
WordPress の管理画面で、いつもよく使っているテーマやプラグインの設定のページが英語で表示されていて「日本語だったら使いやすいのに」って思ったことはありませんか?
WordPress のテーマやプラグインの翻訳は、以前は少し大変だったのですが、今では translate.wordpress.org のサイト上で、オンラインで翻訳ができるようになりました。
すべてのテーマやプラグインがオンライン翻訳できるわけではありませんが、あなたがよく使うテーマやプラグインを翻訳してみませんか?
テーマ制作・プラグイン制作
WordPress 公式ディレクトリに掲載されているテーマやプラグインは、レビュアーのチェックにさえ通れば実は誰でも登録できます。
テーマ制作・プラグイン制作では、WordPress 公式ディレクトリ登録を目指して、実際にテーマやプラグインを作成します。作りかけのテーマやプラグインを持ってきて、続きをやっても OK です!
公式登録の仕方も、メンターさんから教えてもらえます。
テーマレビュー
WordPress 公式ディレクトリに申請されたテーマを、実際にチェックしてレビューします。
テーマレビューが初めての場合はメンターが割り当てられるので、コントリビューターデイが終わったあとでも、わからないことがあればメンターに質問しながらレビューを進める事ができます。
WordPress コア
コアへの貢献では、WordPress 本体のバグを修正したり、改善するためのパッチを送ったり、ユニットテスト用のテストコードを送ったりします。
WordPress のコアへの貢献は、最低限ターミナルでのコマンド操作に慣れている方で、Subversion を使える方、と少々ハードルが上がりますが、この機会にコアにコントリビュートしてみませんか?
当日は作業に VVV を使用します。事前に VVV を用意できる方はご準備をお願いします。環境については「VVV を使って WordPress 本体のパッチを送る方法」が参考になると思います。
動画字幕
WordCamp Tokyo のセッションは動画撮影されているので、後日 WordPress.tv で観ることができます。この動画に日本語の字幕をつける作業を行います。
もし、スピーカーがコントリビューターデイに参加していたら、動画の内容でわからないところとかを直接質問できちゃうかもしれません!
なんのために動画に字幕をつけるの?具体的にどんなことをするの?という方は、以下の記事が参考になるかと思います!
参考: コントリビューターデイで動画に字幕をつけてみませんか?
フォーラム回答
WordPress で、何かわからない事や困った事があるときに頼りになるのがフォーラムです。
フォーラムでは、毎日様々な質問が投稿されています。そして、その質問には、誰でも回答することができます。
フォーラムのルールを覚えて、質問に回答してみませんか?
ブログ
WordPress についての記事を書いてみませんか?
WordPress を使って、記事を書いて公開することもコントリビュートの1つです。
WordPress を使うのが初めてという方も、メンターさんに WordPress の使い方を教えて貰ってブログを書いてみることができます。
この機会に WordPress でブログを初めてみましょう!
「そもそもブログが書けないんだけど・・・」
そんな方は、以下の記事をぜひ参加にしてみてください。メンターさんはブログ運営を長い間やっている方たちなので、独りでブログを書いてるだけでは聞けないこともいろいろ聞けるチャンスです!
地域コミュニティ運営
日本には全国各地に WordPress のコミュニティがあります。
そんな各地のコミュニティの方を集め、コミュニティの立ち上げや運営方法、勉強会についてなどを紹介したり、情報共有したりします。
昨年のコントリビュータデイでは、『WordBench山口』という新しい WordBench が発足しました。
「新しくコミュニティを作りたいけど、どうしたらいいかわからない」という方も、他のコミュニティの方々からいろいろアドバイスが貰えるかもしれません!
また、当日は13時から14時まで「コミュニティ相談会 in WordSlack」も同時開催致します。
WordCampTokyo 2016のコントリビューターデイに参加されない方も、WordSlack でご質問・ご相談ください!
参考: コントリビューターデイでWordPressコミュニティの情報交換をしませんか?
WordPress ユーザドキュメント作成
WordPress の使い方を誰かに説明する時、いつもマニュアルを作成したりしませんか?
誰でも使える、WordPress の使い方のドキュメント(ユーザーマニュアル)があったらとても便利だと思いませんか?
WordCamp Kansai 2016のハンズオンで行われた「誰でも使える WordPress 使い方ドキュメントを GitHub Pages で作ろう」。
これは、WordPress の使い方のドキュメントを作って、共有していくことを目的としたプロジェクトです。このプロジェクトは、WordCamp Kansai が終わった後もGithubページで続いています。
WordCamp Tokyo 2016では、このプロジェクトをコントリビュータデイの一環として行います。
Github Pages のデザイン作業や、WordPress の管理画面のキャプチャを撮るなどの作業もありますので、お気軽にご参加ください。
どんな人が参加できるの?
コントリビュータデイには、どなたでも参加できます!
コントリビュータデイには日本のコントリビューターや海外の WordPress のコントリビューション・チームの方なども参加される予定なので、もしかしたら疑問や質問を直接聞けるチャンスがあるかもしれません。
もちろん、「これから WordPress をはじめるんだけど」っていう方も大歓迎!
ちょっと難しそうかな、自分にできる事あるかな、と思っても大丈夫!何ができるか、当日一緒に考えましょう。
タイムテーブル
- 開場: 09:30
- 終了予定: 16:00
当日必要なもの
- ノートパソコン・AC アダプタ
- WordPress.org アカウント
無線LAN と電源はご用意します。飲み物とちょっとしたおやつも置いておく予定です。
WordPress.org アカウントを未登録の方はこちらからアカウントの登録をお願いします。
参加申し込みについて
コントリビュータデイの参加申込みは、チケットページから!
チケットの種類は「WordCamp Tokyo 2016 Day 2 Contributor Day – 9/18 コントリビューターデイチケット」、コントリビュータデイの参加費は無料です!
※ 同日に開催される「コントリビューターデイ」と「チームハッカソン」との同時参加はできませんのでご注意ください。
9月18日(日) 当日みなさんにお会いできることを楽しみにしています!