こんにちは!コントリビューターデイ班の鳥山です。
WordCamp Tokyo 2017は、2日間にわたって開催されます。2日目はコントリビューターデイです。WordPressをふだん使っている方も、聞きなれない言葉かもしれませんね。いったい何をする日なのか紹介します。
コントリビューターデイとは?
コントリビューターデイでは、グループごとに分かれて WordPress のコアへの貢献、WordPress の公式ドキュメントの執筆・翻訳、公式ディレクトリに登録するテーマやプラグインを作ったりします。
いつもWordPressを使っていて、あたりまえのことってありますよね。例えば日本語で使える、テーマやプラグインを選べる、アップグレードで最新の機能や安全が保たれる、仕様書が読める、わからないことを質問できる。これらはユーザーの貢献(コントリビュート)によって成り立っています。
それはWordPressがオープンソースだから。オープンソースはユーザー主導のプロジェクトです。ユーザーの参加によってもっと使いやすく、もっとわかりやすく、もっと広がるにつながります。
コントリビューターデイは、WordPressを自分たちでよりよくするために手を動かす日です。
どんな人が参加できるの?
コントリビューターデイには、どなたでも参加できます!プログラマーもデザイナーもブロガーも、これからWordPressを使ってみたい人も。
グループごとに専門のメンター(世話役)さんがいますので、初めてでも大丈夫です。まわりのひとに質問したり、アイデアや意見を出し合いながら進めることもできます。
また、国内のコントリビューターはもちろん、海外のコントリビューション・チームの方も参加される予定です。疑問や質問を直接聞けるチャンスがあるかもしれませんよ。イベントならではの雰囲気をわいわい楽しみながらやりましょう。
みなさんが、WordPressへの貢献に参加するきっかけになれば嬉しいです。
当日のグループ紹介
コントリビューターデイでは、やりたいことによってそれぞれグループに分かれて作業します。
どのグループに参加するかは、WordCamp Tokyo 2017の参加登録の際にアンケートがあります。迷っている場合は当日に決めてもOKです。午前と午後で異なるグループに参加するのもありですよ。
では、どんなグループがあるか紹介しますね。
Codex 翻訳 / テーマ・プラグイン翻訳
WordPress Codex 日本語版はWordPress の公式オンラインマニュアルです。わたしたち日本語ユーザ向けのノウハウや資料を整理して、共有しています。もとは英語で提供されている Codex を日本語に翻訳しましょう。
テーマやプラグインも、もともと英語で作られています。好きなテーマや、おすすめしたいプラグインを日本に翻訳して、みんなが使いやすくしましょう。
https://2017.tokyo.wordcamp.org/contributor-day-translation/
プラグイン登録
公式ディレクトリへプラグインを登録してみましょう。自分で作ったものをオープンソースで公開することは、世界中のユーザーとのやりとりを通してスキルを上げるメリットもあります。
テーマ登録
自分の作ったテーマを公式ディレクトリに登録することができます。自分のデザインで世界のだれかがブログを書いてくれるなんて、わくわくしませんか?ぜひ挑戦してみてください。
テーマレビュー
公式ディレクトリに申請されたテーマが機能を満たしているか?安全か?を審査します。審査基準を知ることは、自分がテーマを作る場合にも参考になります。
WordPressコア/ WP-CLI
WordPress 本体(コア)のバグを修正したり、改善するためのパッチを送ったり、ユニットテスト用のテストコードを送ったりします。開発者向けでハードルが高いかもしれません。体験してみるチャンスです。
https://2017.tokyo.wordcamp.org/wp-cli/
フォーラム回答
WordPressをインストールしたりカスタマイズするときに、マニュアルどおりにうまくいかないこともありますね。フォーラムに寄せられた質問に自分の経験から答えることで、みんなの知識として共有されます。回答してみませんか?
動画字幕( WordPress.tv)
WordCamp Tokyo のセッションは動画撮影されているので、後日 WordPress.tv で観ることができます。この動画に日本語の字幕をつける作業を行います。もしスピーカーさんが参加されていたら、わからないところを確認することもできます。
https://2017.tokyo.wordcamp.org/wordpresstv/
ブログ
WordPress を使って情報を発信することも、コントリビュートのひとつです。なかなかブログを書く時間がない、ネタが思いつかないという方も、みんな集まってやれば書けちゃうものです。WordPressでのブログ開設もアドバイスします。
コミュニティ運営
国内にもさまざまなWordPress のコミュニティがあります。WordBenchはじめ地域の勉強会を開いたり、初心者が集まったり、あるテーマに沿って情報を交換したり。コミュニティの立ち上げや運営方法を紹介します。ここで実際に、コミュニティが発足することもあるんですよ。
WordPressのユーザドキュメント作成
WordPress の使い方のドキュメントを作って、共有していくことを目的としたプロジェクトです。作業は、国内のWordCampのイベントの一環として引き継がれています。日本中のユーザーがわかりやすく使えるドキュメントを作っていきましょう。
Japan WordCamp サイトリニューアル
Japan WordCamp のサイトのリニューアルをおこないます。2017年6月のWordCamp Kyoto 2017で発足し、意見交換がされました。今回は実際にリニューアルの作業に取り掛かります。デザイナーさんの参加をお待ちしています。
タイムテーブル
9:30 開場・受付
10:00 オリエンテーション(概要説明・グループ分け)
10:30 グループに分かれて作業開始
12:00 休憩
13:00 作業開始(希望者はグループ移動)
15:30 成果発表
16:00 終了予定
当日必要なもの
- ノートパソコン、AC アダプタ
- WordPress.org のアカウント
» WordPress.org アカウントを未登録の方はこちらからアカウントの登録をお願いします。 - WordSlack のアカウント
当日はグループ内でのコミュニケーションにWordSlackというツールを使います。あらかじめ登録しておくとスムーズです。» WordSlackへの参加方法
※ 無線LANと電源は会場でご用意します。おやつ、飲み物もご用意しています。
参加申し込みについて
» コントリビュータデイの参加申込みは、こちらからどうぞ!
チケットの種類は「9/17 WCT2017 Contributor Day – コントリビューターデイチケット」参加費は無料です。
9月17日(日) 当日みなさんにお会いできることを楽しみにしています!
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